数々の機能向上を実現した5.4が登場 & One more thing

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VERSION 5.4の新機能

Studio One 5.4フリー・アップデートは、パフォーマンスを向上させるプラグインのスリープ機能、複数フォーマットへの一括エクスポート、コードネームのリアルタイム表示オプション、アップデートされたプラグイン・マネージャー、Mix Engine FXの最適化、進化したオートセーブ、コード検出精度の向上など数々の新機能と機能向上を実現しています。

さらに、One more thing…も!

プラグインのスリープ

Studio One 5.4では、プラグインのスリープ・オプションを新たに導入。

この機能は、現在オーディオを通過していないプラグインの処理を無効にすることで全体的なCPUパフォーマンスを向上させます。

各プラグインの状態は機能向上したパフォーマンス・モニターで確認でき、プラグインのスリープはプラグイン・ウィンドウを開くと自動で停止します。この新しいオプションを有効にすることで、より多くのプラグインをセッションで実行できるようになります。

※プラグインのスリープは現在のところバーチャル・インストゥルメントには対応していません。

複数フォーマットへの一括エクスポート

[ミックスダウンをエクスポート]ウインドウに、1回のパスでエクスポートできるオーディオ・フォーマットのリストが表示されるようになりました。

その上、レンダリング時間が追加でかかることもありません!各フォーマットはそれぞれのエクスポート設定を提供/保存します。

1つのフォーマットだけが選択されている状態からフォーマットを切り替えるには、別のフォーマットをクリックするだけと非常に簡単。

追加フォーマットにチェックを入れるとそのフォーマットが選択対象に追加されます。([Notionに送信]など)パブリッシャーを選択すると、Studio Oneはそのパブリッシャーのデフォルト・フォーマットが選択対象に含まれるようにします。

また、[ミックスダウンをエクスポート]ウィンドウを閉じても設定が記憶されるようになりました。PreSonus Sphereメンバーは、1つのPreSonus Sphereワークスペースに複数のフォーマットを同時にエクスポートすることも可能です。

コードのリアルタイム表示オプション

エディターのノートが表示される新しいコード・ディスプレイが既存のコード表示の下のノート・エディター・インスペクターに追加されました。

このディスプレイの状態は状況に応じて2種類を用意。

[現在のコード]には、現在の再生位置のノートから検出されたコードおよび次に来るコードが表示され、 [選択されているコード]には、現在選択されているノート・イベントから検出されたコードが表示されます。複数のノートが選択されている場合、コードはこれらのノートにより構成されるものとなります(アルペジオの場合もあります)。

選択された1つのノートに対しては、重なり合うノートが検索され、コードが決定されます。現在のコードはツールチップ内に表示され、ノート編集時のマウスオーバーにも表示されます。

コードのフローティング・ディスプレイは、コード・トラックの現在のコード、入力コード、エディターで選択中のコードのいずれかを表示するよう設定できます。

コードトラックのコードを表示する場合、ウィンドウには現在のコードと次のコードが表示され、次のコード変更までの時間を示す進捗バーも表示されるので、レコーディングやパフォーマンスを行うアーティストはもちろん、教育にも最適なオプションです。

アップデートされたプラグイン・マネージャー

Studio One 5.4のプラグイン・マネージャーには新たにバージョン欄が追加され、プラグイン・ライブラリが常に最新の状態であることを確認できるようになりました。

また、新しい統計タブは、エラー追跡やカスタマー・サポートに役立つ情報を提供します。Studio One起動時のスキャンで失敗したサードパーティのプラグインは、セッションに支障をきたすことのないよう、プラグイン・マネージャー内のブロックリストに移動されます。

ブロックリストは、手動でリセットしたり、プラグインを個別に削除したり、問題のあるプラグインをドラッグ&ドロップで簡単に追加したりできます。

Mix Engine FXのパフォーマンスの最適化

プラグイン・スリープ機能同様、PreSonusのStudio One Mix Engine FXプラグインも、チャンネルに信号が無い場合にCPU処理をセーブするようになりました。

この機能向上はMix Engine FXバージョン1.1以降で利用可能で、Mix Engine FXを使用する全てのセッションで自動的に有効になります。

進化したオートセーブ

Studio One 5.4では、オートセーブは再生終了まで待機するようアップデートされました。

また、キャッシュされたプラグイン・データを常時使用することにより、自動保存にかかる時間も短縮し、[保存時にキャッシュされたデータを使用]オプションは手動保存にのみ影響するようになりました。

コード検出機能の向上

Studio One 5.4では、オーディオからのコード検出結果がより正確になり、タイミングも改善。

また、ノート・イベントから検出されるコードの精度も向上しました。コード・セレクターで選択可能なコードの全種類をパートから認識できます。

これにより、コード・イベントをコード・トラックからアレンジメントに(またはその逆に)ドラッグする際、より一貫した結果が得られます。

ソング、プロジェクト、ショーの[外部ファイルをコピー]オプション

[ソング保存時に外部ファイルをコピーするよう確認メッセージを表示]オプションは[ドキュメント保存時に外部ファイルをコピーするよう確認メッセージを表示]となり、ソングだけでなくプロジェクトとショーでも同じように機能するようになりました。

ドキュメントを保存すると、前回の保存以降に追加されたすべての「外部」ファイルの(ソング/プロジェクト/ショー外の)フォルダーをコピーするダイアログが表示されます。

この質問は、各ファイルに1回だけ表示されます。 ファイル管理に欠かせない機能を、すべてのStudio Oneドキュメント・フォーマットに使用できるようになりました。

センド・オプション

便利なセンド用オプション[すべてを削除]がコンソールに追加されました。

センド横のドロップダウン矢印をクリックするとこの新コマンドにアクセスできます。このコマンドは複数のチャンネル・グループに同時に適用することもできます。

One more thing…

Appleシリコン・ネイティブ対応

遂にApple M1チップへのネイティブ対応も実現!

Studio One 5.4のM1チップ・ネイティブ・モードでは、CPUがさらに最適化され、全体的なパフォーマンスも大きく向上しています。

これにより、Studio One & 各種プラグインおよびPreSonus現行のオーディオ・インターフェースミキサーコントローラーは全てAppleシリコン・ネイティブ対応となりました。

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